幹事

会社のクリスマスパーティの幹事をやらされる。
もう何回目だろう....。
役目はいつも裏方。
裏方は、プロジェクターを使って大スクリーンにパワーポイントで作ったものを投影、照明、音響というかんじ。
昔、あまりパソコンが会社に普及していなかった頃に、ホテルにプロジェクターを用意させて、パワーポイントで静止画・動画・トラジション・音楽を取り混ぜて新人紹介やゲームのルールや進行を表示させたり、エクセルのマクロでルーレットをしたりしたのが受けてしまい、それ以降定番となってしまったために、必ず裏方に指名される。
近年は、ある程度パソコンに明るい後輩に映像を任せて、音響などをやっていて、今年はもう幹事から卒業しようと思っていたのに、またもや無理やり業務命令で取締役から指名されてしまった。
仕事が終わった後に打合せや準備をし、家に帰ってからもMD録音やCD作成、静止画・動画加工、効果音収集などを深夜まで行わなければならない...もう苦痛だ。
 
しかも、今年はパソコンに明るい後輩は幹事から外れ、裏方に指名されたのはクリエイティブという単語とは無縁のかなり年上とかなり年下の二人。
あの二人と一緒にしないといけないのはもっと苦痛だ。
 
結局、MD録音もCD作成もミキサ操作もできないというから、今年もまた音響を担当する羽目になった。
もっと心配なのは年下の他部門の社員がパワーポイントで映像をやるということ。
プレゼンとかパソコンとかは似合わないやつ。
「簡単なんでしょ。前に作ったやつを下さい。」
「音は入れないと思ってますから」
「ゲームに必要なものはゲーム係がやることでしょう」
ぉぃぉぃ。やる気は無くても良いから、責任感のかけらくらい持ち合わせろよ。
裏方には裏方のやらなければならない事と責任があるし、過去のものは、前任の後輩が半徹夜しながら時間をかけて作ったもんだ。
それを当然のように御礼も言わずに要求するわ、他の担当の人間を助けたり一緒になってゲームを盛り上げてやろうとか微塵も感じていないわ、どうしようもないやつ。
まだ、「指示してくれたらやるから。教えてくれ」という年上の社員の方がもっとまし。
 
まぁ、自分でやりたいように手抜きをしてやりたいというのだから、私は音響だけに専念することとしよう。
話をして不機嫌になるのも損だしね。
 

今日の動画鑑賞

シネマ

スパイダーマン(後半)

ドラマ

めだか