W-ZERO3

W-ZARO3が発表された。(SHARP のW-ZERO3ページ , WILLCOMのW-ZERO3ページ)
ウィルコムが通信事業者でシャープから提供されるの国内初のWindowsスマートフォン端末」は、前々から気になっていた情報であった。。
早速気になるところをチェック。
 
○デザイン
私の Zaurus SL-C760 より「細くて軽い」が、「長くて厚い」。私はどちらでも良いな。
問題は大きさや格好良さよりスライド式のキーボード。
今の Zaurus なら、会議の議事録や長文のメモなどを打ち込むときは机に置いてタイプ出来るのだが、スライド式ではそれは難しいだろうなぁ...。
入力効率はかなり低下すると思われる。
 
無線LAN内臓
内臓はやっぱりいいなぁ。CF-無線LANカードを用意しなくても良いのは楽だ。
でも今の私には P-in Free 2PWL があるから、特に不都合は無い。
 
PHSでのデータ通信
北海道じゃPHSなんてまともに使えない。使うなら安い定額の KWINSbitWarp を選択したいところだが、そうなると W-SIM は意味が無くなる。
で、私の場合は DocomoPHS を従量制で契約している(いつ打ち切られるか分からないけど...これが今のところ一番安い)から不都合はない。
 
PHSでの音声通話
デカイPDAを耳に当てて会話したり、いちいち有線のイヤホンマイクを取り付けて通話したくない....。
Bluetooth を搭載して、常にワイヤレスで通話できるなら良かったのにね。
でも、北海道ではカバーエリアを最低でも vodafone 程度には拡大しないと使い物にならないな。
 
miniSD
PDA 何だから普通の SD-CARD だったら良かったのに...。
miniの方が高いし、デジカメ等との連携も面倒くさくなるのにな。
 
○133万画素カメラ
携帯電話を別に持たない人なら必要。
でも携帯電話を別に持つ人ならいらないな...。
北海道では携帯電話を別に持つことになるので、いらない機能だな。
 
○USB
USBは2.0対応なんだろうか。そうならうらやましいなぁ。
ZaurusUSB2.0 に対応してほしいものだ。
 
Windows Media Player 10 for Pocket PC
毎日 Zaurus で動画を見ているから、このチェックは欠かせない。
CPUがインテル PXA270 プロセッサ 416MHzだから、MPEG-2やMPEG-4で640×480・30fpsに近い動画の再生は出来ないだろうなぁ。出来たら魅力的だけどなぁ。
また、Zaurus の MoviePlayer の様に、見た所までを記憶してアプリケーションを再起動してもそこからレジューム再生が出来るのならかなり魅力的だが、パソコン版と同じでそれが出来ないなら、Zaurus の ZPlayer と変わらないかな。
でも動画のネット配信に関しては Windows Media Player 10 for Pocket PC の方が対応できるサイトが多いような気がする。
 
○その他
WindowsMobile ゆえに Windows パソコンとの親和性が高いのは魅力だが、Zaurus には Linux 系のアプリが豊富で、OpenSSH で自宅鯖と接続してメンテできるのが魅力。
まぁ、これはどっこいどっこいでしょう。
 
◎総合判断
ということで、首都圏等のPHS環境が良い所に住んでいる人の1台目のPDAとしてはとても魅力的な1台だと思う。
これさえあれば、快適なモバイル生活が出来ると思う。
多分、ソフトウェアの方でワンセグ放送にも対応できると思うしね。
でも、Zaurus SL-C760 を持っていて、いずれデジカメ付き携帯電話に機種交換する北海道在住の私は購入する価値は無い...