嫁さんの Windows98
嫁さんのパソコン SONY PCG-Z505FX が立ち上がらなくなっている。
電源は入るしBIOSもハードディスクも問題は無いが、Windows 起動中にブルースクリーンになってしまい、セーフモードやコマンドプロンプトモードすらも起動しない状態。完全に Windows だけが壊れたようだ。
ということで、昨日から嫁さんパソコンの復旧作業を開始した。
まず PostPet やブックマーク、My Documents のデータのバックアップを取らなければならないのだが、どうせなら大容量化しておこうということで、6.4GB から 20.0GB に換装しなおすことにした。
ノートパソコンを分解してハードディスクを取り出す。PCG-Z505FX を分解するのは数年ぶりだが、さすが SONY、非常に分解しづらい．．．というか分解してメンテナンスをするということを全く考慮していない構造。
なんとか 6.4GB のディスクを取り出し、2.5/3.5inch HDD を USB 接続させる novac のメンテツール「つながるKIT」でデータの無事を確認し、20GB のディスクを換装する。
Windows98 のインストール及び Windows Update やアプリケーションのインストール等々、いつも取りの作業をする。
Windows98 はもうじきセキュリティアップデートも提供されなくなってしまうので、暫定的なリカバリ。これからどうするかなぁ．．．。そらのパソコンの様に VineLinux にしてしまうか．．．。
Linux にしたときの問題も多い。Windows しか触ったことが無く Linux に興味が無い人にとっては使い勝手が悪くなってしまう。日本語入力・変換・辞書の IME 環境が MS-IME と比較しても使いづらすぎること、プリンタやLAN等の周辺機器の導入が容易ではないこと、初心者向けのソフトウェアが殆ど無いこと等々、まだまだ万人向けとは言えないから、嫁さんには進められない．．．。でも、日本語変換さえ我慢できれば、FireFox、OpenOffice.org と WINE で PostPet を使えれば問題ないかもしれない。
お馬鹿な MS-IME 程度の使い易さ・変換精度の無償の Linux 用 IME ってあるのかな．．．。
