さよならスズメ

朝、昨晩からの雨は止んでいるが、今にも雨が降りそうな空。
スズメは、そらが朝ご飯をあげ、パクパク食べていたそうだ。
子供達はまだ夏休み中なので、一人で駅まで歩き、ガラガラの電車に乗って通勤。
嫁さんたちは午前中「西遊記」の映画を見に行き、帰りにホームセンターでスズメの餌の粟とミルワームを買う。しかし、お昼にスズメにミルワームを2匹与えた後、13:30 頃に息を引き取ってしまったそうだ。そらは号泣し、みぃたんは意気消沈していると嫁さんからメールが入った。
確かに、昨晩からかなり元気がなくなってきたようだった...自分たちの世話の仕方が悪かったのか、病気のせいだったのか...多少覚悟はしていたのだが、あまりにも早かったな...。
夜、家に帰り、夕食後に皆で埋葬してあげる。少しでも寂しくないようにスズメ達が集っている街路樹の下に穴を掘り、あまり食べさせてあげれなかったミルワームを周りに撒いてあげる。
土をかける時、そらは号泣し、みぃたんも小さく泣き声を上げ、嫁さんの目には涙がにじんでいた。たった2日間くらいしか一緒に居なかったが、スズメの子は皆の心に中に大きく存在していたのだった。
短い命だったけど、子供達の記憶の中に生きていくことだろう。
命が無くなったらもう二度と戻らない、命は大切なのだということを、子供達に教えてくれてありがとう。
さよなら、スズメ。