ユベオツ・6針・寂しい誕生会

昨晩、ネットカフェの椅子は寝づらく、浅い眠りですぐに起きてしまう。結局1時間半ほど仮眠を取った程度で、あとはネットでニュースを見たり、Zaurus でドラマを見たりして過ごす。
5時半過ぎにネットカフェを出ると、そらは曇天。気分も曇天。始発の電車に乗って家に帰る。
家に帰ると、パラパラと雨が降っている。連絡網が回ってこないので、開会式はあるのだろう。シャワーを浴び、野球の準備をして、そらといっしょにグラウンドに向かう。
グラウンドに着くと、雨はだんだんと本格的になってきた。とりあえず、皆で開会式会場の「はやぶさ球場」に向かうと、更に結構な降りになってくる。雨の中の開会式だ。

「ユベオツの風旗争奪少年野球大会」。この大会は、江別区域だけでなく、札幌や長沼・由仁町などからも参加し、全22チームが3日間の熱闘を行うのだ。しかし開会式は強い雨。試合も行われるのかなぁ...。
開会式終了後、なにやら子供達がざわついている。元日本ハムファイターズの岩本選手がベンチにいた。そら達も「まいど〜!」と声をかけると、ちょっと手を振り替えしてくれたらしい。こういうので、子供達がさらにモチベーションをあげてくれるのだろうね。
雨脚は更に強まってきたので、はさぶさ球場で解散。皆を家に送り届け、ウチの車に乗っていたメンバーは、遊ぶ約束をして、そらは家に帰るなり弁当を持って出かけていった。これ幸いと、寝不足の私は午後までゆっくり寝させてもらう。
夕方、そらとリッタンの誕生会用お寿司と、プレンシーの後部座席用の足マットを買いに出かけていると、嫁さんから緊急の電話がかかってきた。みぃたんがソファーから落ちて、椅子の背もたれに口をぶつけたらしい。口の中からの出血が酷いので病院に連れて行くという。私も市立病院に向かい合流する。前歯の上の歯茎が切れていて、結構酷そうな状態。当直の医者は整形外科ということだったが、とりあえず診療してもらえることになり、嫁さんに任せて、あーちゃん宅にお寿司を持ち帰る。
しばらくすると、「結構酷い状態なので、専門の口腔外科に行くことなった」と、嫁さんから連絡が来る。急いで病院に戻り、あいの里にある北海道医療大学病院に向かう。
誕生会の主役のそらは気の毒だけど、あーちゃんやヒロタン一家が一緒だから大丈夫だよね。
口腔外科の当直の先生に診てもらうが、やはり酷い状態らしく、縫うことになってしまった。
麻酔は効かせていて、みぃたんも必死で我慢しているようだった。それでも泣き出して動いてしまうみぃたんの手を握り、縫うところを見せないように目を上に手を当てて見守り。辛い..代わってあげたい...。
結局6針縫うことになった。歯の根のほうも心配だけど、経過観察とのこと...心配だ...。

家に帰ると、皆夕食を終え、そらはユウちゃんと誕生日プレゼントの野球盤をやっていた。誕生日プレゼントをあげる瞬間をビデオに納めなかったのは初めてだ...やはり、ちょっと寂しい。
みぃたんは縫ったばかりなので冷麦を少しだけ食べる。大好物の若鶏の唐揚げやお寿司のイクラが食べられなくて可愛そうだな...。

誕生日ケーキのローソクの灯はもう吹き消した後だったが、みぃたんの「ローソクの灯は皆でやらないと駄目!」という希望で、もう一度執り行うことになった。良かった、私も見たかったからねぇ。
そら8歳、リッタン1歳。ちょっと寂しい誕生会になってしまった...。