歓喜のシーズン最終戦!

朝、晴れ。
気温は低いが、この土日は、今シーズン最後の野球日和となるだろう。


今日は、新人戦の2大会、本部長旗・石狩東部選手権の決勝戦ダブルヘッダーだ。
11月に入っても公式戦が行われるのというのは極めて珍しい事だと思うが、まだ公式戦が戦えるという状況は、とても喜ばしいことだなぁ。
守備の要で豊幌リードオフマンタツヤが負傷でベンチにいる中、日刊スポーツ旗5回戦まで勝ち進むことが出来、更に本部長旗・石狩東部選手権も決勝まで残ることが出来た。
しかし、ここでチームの大黒柱・正捕手ノゾが微熱...出場が危ぶまれる状態に...。
そんな中、本部長旗の決勝戦・野幌ファイターズ戦が始まった!

ノゾが大事を取ってマスクを被らずレフトで出場し、ミキヤがマスクを被ってリョーヤと上江別バッテリーを組む。
そのため、そらは1番・サードで出場した。

初回、ツーアウトからミスが重なりランナーを3塁まで進められて、先制点を奪われる。
しかし、ここで崩れずに後続を絶ち、2回裏に1点を上げて同点とするが、3回表に1点を奪われて離され、3回裏にまた1点を上げて同点に追い付く壮絶な戦い!
そらも、レフト前ヒットを打ち、何とかチームに貢献。

終盤、5回表にまたもや守備ミスと相手の好走塁で1点を奪われてしまう...。
かなりキツイ状態となった6回裏。タイシが今日2安打目となる起死回生のタイムリーヒット

3度目の同点!食い下がる不死鳥戦士たち!


7回裏、なんとか3塁までランナーを進め、1死3塁で豊幌の大砲!ミキヤ!
ミキヤの打球はサードの頭を越し、見事にサヨナラタイムリーヒット

優勝!!
歓喜に沸くベンチと応援席!
私も思わず目からウロコでは無いものがにじんでくるのであった...やったー!


表彰式が始まった。全く慣れていない子供達に親たち。
お母さんたちに金メダルをかけてもらい、嬉しそうで恥ずかしそうで、照れ笑いしている子供達なのであった。


そして、キャプテン・そらが優勝旗授与!感激の瞬間!

打撃賞に、タイムリーを含む2本のヒットを放ったタイシ、優秀選手賞に、粘りの投球で試合を作ったリョーヤ!
歓喜の表彰式が終わり、優勝旗を掲げ、金メダルをかけてダイヤモンドを行進する誇らしげな顔の不死鳥戦士たち。

最後まで諦めず、本当に良く頑張ったね。


1時間ほどの休憩時間をはさみ、次は石狩東部選手権決勝戦・東大麻グランドキングス戦が始まった!

体調が回復しつつあるノゾがマスクを被り、タイシをバッテリーを組む。
そらは1番・セカンドで出場。

試合は両チームとも投手の好投と堅守で締まった試合となる。
そらも、気合は入っていたが、この試合はノーヒットに終わった。

中盤、4回に死球で出塁したリョーヤが3塁まで進み、内野ゴロの間に貴重な先制点を挙げた!
タイシは好投を続け、そらのダイビングキャッチや、ミキヤのファインプレー、ノゾ・コータの好守、ファースト・リューセーの好捕、そしてタイシ自信のダイビングキャッチなどの好守にも助けられ、無失点に抑え続ける!

1−0のまま、とうとう最終回を迎えた。

しかし、ここでランナー1・2塁の同点・逆転のピンチを迎えるが、ノゾが絶妙なタイムを取って、試合の流れを変える。
そして...優勝!!
マウンドに集まって、人差し指を空に掲げて喜び合う子供達!

応援席も感動の嵐だ!


今日、2度目の表彰式が始まった。
2個目の金メダルをかけてもらう不死鳥戦士たち。今度は自信に満ち溢れているようだ。


そして、そらが今日2本目の優勝旗を授与する。感激だ...。

表彰式を終え、記念写真タイム。
優勝旗を2本掲げ、金メダルを2個下げて、誇らしげな不死鳥戦士たち。

今年の野球シーズンをに、最高の形で終えることが出来て、本当に良かったね。
そらが入団してから、フェニックスが優勝旗を持ったことは無い...もしかしたら、創設以来優勝旗を手にした事はなかったかもしれない。
それが1日で2本もの優勝旗を手にした。
車を運転して、頭の中でアナウンスする。
「今、優勝旗が夕張川を越えました!」
とても素晴らしいことだね!


グラウンドに戻り、少しミーティングをして解散。
子供達は、金メダルを嬉しそうに抱えて帰っていった。
その後、ウチに数名の不死鳥戦士たちが遊びにきたので、ポケモンカードなどを教えながら一緒に遊ぶ。
特に子供達を交えての祝賀会などは無かったので、嫁さんたちの発案で、ウチに遊びに来ている子供達と共に、祝賀パーティを開く。
不死鳥戦士たちや妹たちは嬉々として遊び、お好み焼きや焼きそばを食べて楽しんでいた。
楽しそうな子供達を見ていると、幸せな気分になるなぁ。