VineLinux-3.1 のインストール

FMV-DESKPOWER SIII16A に、VineLinux-3.1 もセットアップしておく。
Windows98SE、FreeBSD-5.4-STABLE とトリプルブートである。
これでサブデスクトップパソコンでのテスト環境及びクライアント環境が整う..はず。
 
一家に一台 Linux パソコンが欲しいということで Linux も入れるのだが、数ある Linux ディストリビューションから VineLinux を選定した理由は「楽だから」。
GentooLinux に惹かれる部分があるが、ソースからのコンパイルがメインなのは FreeBSD で散々やっているので、少々疲れるのでパス。
安定的な DebianLinux にも惹かれているが、サーバー用途は全て FreeBSD でやっているし、GUI な環境を手軽に構築するという感じではないからパス。
Fedora はマシンが非力すぎるのと、カスタマイズがしづらそうなのでパス。
他はお金が掛かったり、日本語環境構築が大変そうなのでパス。
KNOPPIX という手もあるが、早い CD-ROM ドライブはないし、Windowsパーティションから起動させるのも嫌なのでパス。
結局、日本語環境の充実及び導入の手軽さを考慮すると、VineLinux 以外の選択肢は無いのである。
 
早速インストール作業を開始する。
セットアップ先は、8,4GB の IDE-HDD とする。
SIII16A は CD-ROM 起動が出来ないので、FD から起動させるように、ブート FD を作成してブートさせることにする。
Windows98SE で、CD-RW に焼いた VineLinux-3.1 CD-ROM の中の FD イメージを、これまた Vine-CD-ROM の中のフロッピーディスク書き込みツールでフロッピーに書き込む。
 
で、FD からブートして SCSI の CD-R ドライブに入れてある VineLinux-CD-RW からインストールさせようとすると、SCSI CD-R ドライブが認識しない。
合うドライバも同梱されていない。
かといって、FMV-DESKPOWER SIII16A 内臓の CD-ROM ドライブを使用するにも、このドライブでは CD-RW は読み込めない。
じゃぁ、HDD からインストールさせようとしても、Linuxファイルシステム ext2 パーティションはない。
後で使用することもほとんど無いので、CD-R は使用したくない。
書斎には古い VineLinux や、TurboLinuxDebianFreeBSD 等の CD-R がゴロゴロしていて捨てるのも忍びないし、CD-R は安いとはいっても1回コッキリしか使わないものを作成したくないのだ。
しょうがないので、FTPサイトからネットワークインストールすることにする。
ネットのトラフィックを上げるようで忍びないのだが....。
 
かなり時間がかかるので、インストールをさせながら寝ることとする。