ちょろっとドラマアワード(2006春)
ちょろっとドラマアワード(2006春)。
ようやく私の独断と偏見による審査が終わった。今クールのドラマは非常に低調で、本来なら落選クラスのレベルのものが多かったと感じる。特に主役級の役者さんの魅力が感じれらない内容のものばかり。各局ワールドカップモードで、ドラマに力を入れなかったのだと思われる。
とりあえず、各賞はこんな感じ。
助演女優賞
次点「真矢みき(アテンションプリーズ)」
アテンションプリーズを最後まで見る事になったのは彼女のおかげです。適役でした。
主題歌/挿入歌賞
「運命の向こう(てるてるあした)」
春のドラマ中唯一口すさんだり頭の中で鳴り続けた曲。
作品賞
「てるてるあした」
全体的に好きな内容・雰囲気で、今クールで唯一ジーンときたドラマでした。ただ、内輪受けの演出のシーンはドラマの質と感動を下げてしまった感があります。とくに速水もこみちの友情出演シーンで感動はどどーんと下がってしまいました。
次点「医龍 TeamMedicalDragon」
最初は余りにもクサい演出・演技に引いてしまったが、他のドラマが不振だったのと、後半の盛り上げが一番だったので2位にまであがった。白い巨塔と並び称されているのをたまに見かけたが、それはちょっと持ち上げすぎだろうとおもう...。
以下、作品のランキング順コメント。
(3位) プリマダム
最終回前まではずっとトップ下に付けていたが、生発表会だったために、ストーリーが尻切れトンボっぽくなってしまった感じ。最終回を生でという挑戦的な企画は面白いと思うけど、ドラマの質を下げるのはいかがかと...。あと、やっぱり中森明菜って演技がへただよねぇ...。
(4位) クロサギ
「野ブタ」コンビがシリアスに!ということでちょっと期待はしてみたけど、結局漫画原作&ジャニタレ頼みドラマという感じになってしまった。主役級や毎週のゲストより、レギュラーの脇役たちの方が光っていた気がする。
(5位) トップキャスター
売れ筋の女優を主役に2人起用しただけという感じであったが、まぁまぁ毎週楽しんでみれた。
(7位) アテンションプリーズ
最初は単なる「上戸彩」のアイドルドラマ的ですぐに見るのを止めようかとも思ったが、主役級より脇役が光っていて、「真矢みき」や「小日向文世」の関係の行方なども気になって最後まで見ることとなった。ストーリーもそれなりの盛り上がりを見せ、無難な終わり方でよかったんではないでしょうか。
(8位) 弁護士のくず
最初はちょっと期待していたんだけど...。嫁さんが好きな伊藤英明が出ていることで贔屓をして見ても...。役者さんやストーリー事自体は別に悪くないと思うが演出が酷すぎる。監督や脚本家、演出家が低能なのだろう。何より後半に多くなってきた内輪受け・楽屋落ちネタは下品で最悪。
(ビリ) おいしいプロポーズ
最初は可もなく不可もなく、淡々と見ていたが、特に盛り上がりもなく、主人公の魅力もなく、脇役が光る事もなく、何にも心に感じさせないまま終わったという感じ。半年後、このドラマがあった事すら覚えていないと思われる。
以上、2006春終わり。