上司の品格

朝、雲は多いが晴れ。空は青く、眩しい日差し。
そらとの朝の会話もいつもどおりポケモン談義。いつもの角で手を振って別れる。
今日は現場なのでスーツではなく作業着で出勤。会社に行ってメールを一通り見てから現場へ出発。現場で軽く打ち合わせし、昼食後に作業開始。作業といっても社内検査だ。
ある程度軽く見るはずだったが、いつの間にかじっくり腰をすえ、3時間近くかけて精査することとなった。先輩と自分ならそういうこともあるのと思うのだが、経営層に近い上司がじっくりと真摯に精査するというのは異例なことだろう。上司が真剣にこういう対応をしてくれるというのは、自分達の仕事をしっかり見ていてくれている事でもあり、部下として嬉しくてモチベーションも上がるし、自分の仕事の姿勢に対して襟を正す気分にもなる。良いことだなぁ。
帰社後、またその三人で軽く飲み会。楽しい話に熱い話。こういうコミュニケーションが取れるのも貴重。部下の一人一人の事を真剣に考え、退社した人たちともコミュニケーションを取り続けて近況を把握しているのは本当にすごいなぁ。上司の品格というものかな。
将来、自分にまねが出来るかどうかはわからないが、考えられる範囲で理想に近い上司が傍にいるというのは嬉しいものだ。