札幌ドーム開幕戦

朝、曇り。それでも心はちょっとウキウキ。
今日は何とか理由をつけて15:30過ぎには会社を出ないといけない。今日はファイターズの札幌ドーム開幕戦なのだ。嫁さん達と札幌ドームで待ち合わせする予定だったので、仕事の状況を把握しながら調整していく。
昼、嫁さんから連絡が来る。チケットは2枚しかないので、みぃたんはともかく、そらの入場が危ぶまれるということだった。そんなの最初から分かっていたことだろう...。だから最初から私が言っている様に、福袋を2つ買っておけばよかったんだよう....。結局、嫁さんは札幌ドームまでそらをつれてきて私と合流し、嫁さんはみぃたんと留守番をすることになった...。
そうなると、私が遅れるわけにはいかない。と思っていると、14:00からの打ち合わせが15:00くらいにずれ、その打合せも段取りが悪く、数分で済みそうな説明を長々としている状況...。もっと要点と補足事項を考慮して説明し、必要な事項だけ打ち合わせすれば30分で終わりそうな内容なのだが....。かといって私が退席してしまったら、話の流れがどういう方向に行くか不安だったので、ちょっとイライラしながら 16:30 まで打ち合わせをすることになってしまった。
話が一段落したところで席を外し、急いで雨の中を走り、地下鉄に乗り、札幌ドームに向かう。地下鉄の駅を出ると少し吹雪いていた。スポーツ観戦の天気としては最悪だが、ドームだから問題ないか。
ドーム近くのサンクスで嫁さん達と合流。結局予定時間より1時間も待たせてしまった...。
お弁当や応援グッツを受け取り、道が混みあっている中、そらと二人でしっかり手を繋いでドームに行く。
席は1塁側ベンチの付近の前側の17列で、グラウンドに近くてなかなか良い席だ。しかし前側の席は列間の角度が緩くなっていて、子供だと前の席の人にさえぎられて見えにくそうだ。自分で席を確保するなら、30列付近の角度がある席の方が良さそうだなぁ。
試合直前、今年はどんな開幕戦のパフォーマンスをするかと期待していると、セグウェイに乗った女の子に囲まれて長ーいリムジンが登場。スタメンの選手達がその中から登場してポジションに走って行くものだった。ちょっと期待はずれの感があったが、なかなかよろしかった気がする。
試合が始まり、ダルビッシュが投げ始める。不運な内野安打と、ソロホームランで2点取られたが、大きく崩れもせずに14個も三振を奪うという好投。しかし、打線がぜんぜんつながらない...。日ハムが勝ったらファイターズのユニフォーム柄のTシャツを買ってあげる約束をしていたので、そらは応援に熱が入っていたが、あまりに打てないので嘆いていた...。
そらも諦めてかけていた9回、ようやく打線がつながり、金子洋平のタイムリーとヒチョリの内野安打で同点に追いつく。そらもドーム内も熱狂に包まれる。
これは勝ってから買いに行っても大変だし、最後まで応援すると言い張りながらも元気がなくなってきたそらのモチベーションをあげるため、ヒチョリのTシャツを買ってあげる。そらは元気を取り戻し、また応援に熱が入り、稲葉ジャンプもこなしていた。
試合は結局12回規定の引き分けとなってしまった。ちょっとガッカリしながらシャトルバス乗り場に向かう。バス乗り場は吹雪いて混雑していた。長い行列に並んでひたすらバスの順番を待ち、ようやくバスに乗れたと思うと座席は優先席しか空いていなかった。「ここはお年寄りが乗る席だよ」と言って前の方に移動して立っていると、若者が優先席に堂々と座る。あのような人間には育って欲しくないねぇ...。
立ったままバスに揺られながら、そらはちゃんとしていた。いい子だね。
ようやく白石駅に着き、ちょっと待ってから終電1本前のJRに乗る。車内は混雑していたが、疲れ顔のそらを見て、私と同年代くらいの男性が席を譲ってくれる。これはうれしい。昼間なら立たせておくのだが、この時間だと体力的につらいからねぇ。感謝感謝。
駅まで嫁さんが迎えに来てくれていて、家に帰るともう0時を過ぎていた。そらはあーちゃん宅で高いテンションでTシャツを披露し、大切そうにたたんでいる。とても楽しかったようで、また観戦しに行きたいそうだ。
楽しい時間を過ごせてよかったね。今度は皆で行こうね。