トラブル続きの帯広旅行

朝、快晴。絶好の行楽日和。
今日から一泊二日で帯広へ旅行に出かけるのだ。朝食を食べて、準備をし、あーちゃんも含めて家族5人で出かける。
私は腰の問題があるので、運転は嫁さん。後部座席を倒して、子供たちと一緒に寝転がりながら悠々とすごす。南幌や長沼の裏道を抜けて由仁を過ぎ、巷を騒がしている夕張を横目に走って日高で少し休憩。みぃたんは後部座席に飽きて、助手席のあーちゃんの膝の上に座った。そして日照峠に入る。札幌からだと遠く感じるが、家からだと近いねぇ。
日照峠の頂上を過ぎ、雄大十勝平野が眼下に広がってきた。順調に走る車の中、皆で窓の外を眺めている時、悲劇が起こった。
「げぇー!」みぃたんの口から何かが大量にほとばしる。阿鼻叫喚の車内。急いで車を路肩に止めて、処理業務に奔走。みぃたんの服は全滅、あーちゃんのズボンとデミオの助手席も被害甚大。着替えを持ってきていてヨカッタァ。
なんとか処理を終え、なんとも言えない香りが車内を漂う中、とりあえず帯広に向かう。帯広市内に入り、ドラックストアで消臭剤を買って噴霧するけど、なかなか匂いは消えない。しょうがないけどねぇ...。
やっと帯広駅に着き、ヒロタン一家と合流。今回は嫁さんたちの昔を懐かしむツアーなので、嫁さんたちが子供の頃に食事した「ふじもり」で遅めの昼食。豚丼などを食べる。やっぱり帯広で豚丼を食べるとおいしいねぇ。
「ふじもり」を出て車に乗り込もうとすると、駐車場でベビーカーからリッタンが落下。おでこをぶつけたらしい。大事には至らなかったので良かったが、今日はなんかトラブル続きだなぁ。
その後、嫁さんたちが昔住んでいた開発局の官舎に行ってみる。たくさんあった官舎は2棟しか残っていなかったが、ちょうど嫁さんたちが住んでいた棟は残っていた。しかし、窓や扉にはベニヤ板が打ちつけられていて、もうじき取り壊されるようだ。じぃちゃんと一緒に過ごした官舎を見ることが出来、今年来ておいてよかったね。
その後、ヒロタン一家と一時的に別れ、帯広に転勤したキヨの家に行ってみる。キヨは不在だったが、ナナちゃんとハル坊が迎えてくれた。元気そうで良かった...と丁度キヨも帰ってきて会うことが出来た。ジャストタイミング。
キヨたちと別れ、嫁さん達が過ごした町や中学校などを巡り、ヒロタン一家と合流して十勝川温泉に向かう。
宿泊する笹井ホテルは少し古いけど、部屋はそれなりにきれいで、バイキングの食事も種類も量も味も満足できた。
いろいろあったけど、楽しい旅だね。