ファールを喜ぶ男

朝、空は灰色の雲に覆われ、路面は濡れ、今にも雨が降りそうな天気。
学校の体育でサッカーをやったことや、野球の練習で紅白戦をしたことなど、昨日の出来事を聞きながら、そらと一緒に通学。
5年生の来年のエースからファールを打ったことを喜んで話していた。とりあえず頷いて相づちを入れながら聞いていたが、5年生相手とはいえ、打ったのがファールでも嬉しいのか...。もうちょっと上を目指して、ちょっと悔しがって欲しいものだ...というのが本音なんだよなぁ...。
そろそろ会社で帰る準備をしようかと思っていると、上司から飲みに誘われる。帯広からキヨが来ているから一緒に飲もうとのことなので、喜んで付いていく。キヨはハルが熱を出してしまったそうで早々に帰ってしまったが、3人で4時間近くみっちり話しながら飲み続ける。
そういえば、この人とじっくり飲むのは久しぶりかもしれないなぁ。良かった良かった。