勘治と99歳のおばあちゃん

朝、曇っているが、天気は回復気味。

坊主達は早朝から起き、私は何とか仮眠状態から復帰することが出来た。たが、みぃたんは結局起きれず...あまり川遊びに魅力を感じていないようだ。
兄貴と一緒に、そらとリュウを連れて近くの川に行く。絵本の「春江ばっちゃんの新作昔噺(つぐりばなす)カンツカの勘治物語(かんずものがたり)」に出てくるカジカをリアルで見せるためだ。

網を持って川を捜索。兄貴は見事にカジカを取って見本を見せる...が、このカジカがこの地域では珍しく、この川のこの場所で初めて捕獲されたハナカジカだった。うーん、歴史的瞬間だ。
私も何とか小さなカジカを取ることが出来て、大人の面目躍如。カジカのほか、クロスジヘビトンボヘビトンボの幼虫、カワゲラの幼虫、おたまじゃくし、ヤマアカガエル等いろいろな水生生物を取って観察することが出来、子供たちも興味深々で大喜びだった。その姿を見て、私も大満足。やっぱり子供の夏休みはこうでないとね。
そして、当然最後は全ての生き物をやさしくリリース。身近な場所で自然を体験し、命とのふれあいをするのは大切だよね。
家に帰り、朝食を取ってから盛岡へお買い物。嫁さんと子供たち、いーちゃん・あーちゃんははプレマシーに乗って文房具屋の「パステル館」に行き、私と兄貴はジムニーで家電屋さん向かう。私の使命は実家の無線ネットワーク計画の推進である。ヨドバシやビックカメラがあれば楽なのだが、盛岡には無い。デンコードーヤマダ電機で在庫と価格を調査し、ヤマダ電機で無事に購入。
嫁さんたちと盛岡市内で合流し、おばあちゃんがいる老人ホームへ向かう。盛岡のおばあちゃんに会うのは25年ぶりくらいかもしれない。もう今年で99歳になるそうだ。でもちゃんと私を覚えていてくれて、我々北海道組が来たのを喜んでくれていた。うれしい。100歳過ぎても元気でいて欲しいね。
老人ホームを出て、中華料理屋さんで早めの夕食を食べてから、兄貴と別れて家路に着く。車内は7人乗り。プレマシーの特性を存分に生かすことが出来て満足満足。
家に帰ると、昨晩ほとんど寝ていないのと、今日一日の疲れで記憶がなくなってしまい、19:00前に居間で深い眠りについてしまったのであった。