Xubuntu 導入

メインの WindowsXP パソコンのハードディスク容量が限界に達しそうになっている。
OS 用のドライブは大丈夫だが、データドライブが、作成データや動画・デジカメの画像ファイルなどで 200GB が 90%以上使用済み。今まで比較的不要なファイルを削除してきながら持ちこたえてきたが、もう限界。
ということで、ファイルサーバー代わりのセカンドマシンをセットアップすることにした。
以前 FreeBSD を入れて ファイルサーバー兼メールサーバー兼DNSサーバー兼WEBサーバーとして使用し、今では埃を被っている HP の Vectra をベースにする。
壊れたまま放置していた Gateway のパソコンから 160GB HDD と スーパーマルチ DVD ドライブを抜いて、Vectra に増設。これで Vectra は 10GB + 80GB + 160GB。ファイルサーバーとしてはまずまずの容量かな。
Vectra は PentiumuIII 733MHz、512MB と、今の Linux ディストリビューションでは力不足。ファイルサーバーとしてだけなら FreeBSD を入れて、CUI のみで管理しても良いのだが、サブマシンとしてネット徘徊とメール、画像編集くらいはしたいので、簡単に導入・管理ができる Linux ディストリビューションにしておきたい。
GNOME は肌に合わないから KDE にしたいということで、まずは Kubuntu を導入してみた。
結果...やっぱり重い...し、ネットワークが上手く繋がらん...。GUI では設定できないので、ターミナルで設定ファイルを書き直して、コマンドを打って接続するが、再起動するとまたもや繋がらない...だめだこりゃ。
やっぱり少しでも軽いものということで、今度は Xubuntu にしてみる。
なかなか軽くて快適。でもやっぱりネットワークは毎回手動で固定 IP を設定しないといけないという体たらく...。
ネットで情報を集めて、設定ファイルをいじってみたりとか、いろいろと試行錯誤してみたが解決には至らず...。
「簡単に導入・管理」というのが今回のテーマなので、しょうがないからルーターDHCP を動作させて、指定の MACアドレスに 固定の IPアドレスを割り当てるように設定する。
これですんなりネットワーク接続問題は解決...ちょっと不満だが...。
メニューの「システム」->「フォルダ共有」を選択して、必要な samba 等のパッケージを導入後、共有するフォルダを指定して、ユーザーなどを設定。
あっさりと Windows パソコンから共有フォルダにアクセスできるようになった。これで簡易ファイルサーバー兼セカンドマシンの出来上がり。簡単だ。
ついでに、fusesmb も導入し、自動起動に登録して、Xubuntu から Windows の共有フォルダにもアクセスできるようになった。簡単だ。
動作も軽いし、Xubuntu はなかなか快適だなぁ。
今度は、そらや嫁さんの古い VAIO ノートも Xubuntu にしちゃおうかな。
前回は失敗したのだが、VAIO で最新の Xubuntu 8.10 がすんなりインストールできるといいなぁ...。