マルハン野球教室

朝、薄曇り。
そらは野球の練習に出かけ、みぃたんと私はジャパンへ向う。
みぃたんは、前に見た時より、得意の平泳ぎは早くなっているようだし、他の泳目も磨きがかかってきているようだ。
明日の水泳大会は楽しみだね。


午後、マルハン野球教室に行く。
フェニックスからの参加者は、5年生12名。
出発前、コーチをしてくれる元プロ野球選手の名前を聞いてびっくり!
北海道出身の有沢氏と三井氏、そして屋鋪氏、松永氏と錚々たるコーチ陣!
特に、私にとっては屋鋪要氏!
小学生だった私が「空白の一日」事件で巨人に愛想を尽かし、プロ野球のファンから遠ざかっていた後、テレビの中でダイヤモンドを疾走するスーパーカートリオを見て、大洋ホエールズのファンになったのだった。そして、スーパーカートリオの中でも、特に屋鋪要氏がお気に入りだったのだ。
そして、そらが野球を始めたので、少年野球のコーチング本を買ったのが、屋鋪要氏の「少年野球コーチング」。
うーん、憧れていたプロ野球選手に教えてもらえるなんて...そらが羨ましい...。


車の中で熱弁をふるっても、そらもタイシもあまりピンと来ていない。
「大人になってから、ロッテの西岡や、ソフトバンクの川崎、西武の片岡が、自分の子供を指導してくれるようなものだよ」
と言うと、
「おぉ!それはすげぇ!」
と、ようやく反応してくれた。
ということで、そらに、そのコーチング本を持たせて「サインもらってきてね♪」とお願いするのであった。


野球教室が始まった、バッテリーは2ヶ所のブルペン、そして内野手、外野手と4グループに分かれての指導。
そらは内野グループに志願したので、屋鋪氏の指導は受けなかったが、阪急・オリックス阪神ダイエーで活躍した強打者・松永氏の熱い指導を受けていた。

打撃指導はトスバッティングで、元西武の三井氏の所でバッティングを見てもらう。

少し小雨がぱらつき、風が強く寒い中、2時間はあっという間に過ぎて行った。
野球教室が終わると、フェニックスの子供たちはサインをもらいに走っていき、そらはちゃんと屋敷要氏のコーチング本にサインをもらってきたのであった。

良かった良かった。


野球教室が終わっても、グラウンドで松永氏の熱い指導はしばらく続いていた。
あの野球に対する情熱、野球理論。子供たちも刺激になっただろう。
こういう有意義な野球教室を開いて頂いて、マルハンさんありがとうございました。