選抜少年野球岩見沢大会(2)

朝、空が曇っている中、雪がちらつき、たまに晴れる。
そんな朝の中、炎の熱さの電話で起こされた。
ということで、まだまだ雪原となっているグラウンドに行き、大人2名、子供2名でティーバッティング
雪は硬く、走る事も出来る。べつにこの状態のグラウンドでも、ティーバッティングやキャッチボールは余裕で出来るなぁ。


選抜少年野球岩見沢大会の決勝トーナメントに参戦するため、北村多目的体育館「土里夢」へ向う。
準決勝の相手は、厚別信濃スターズさんだ。

先発は、豪腕ミキヤと、ノゾのバッテリー。

ミキヤは、体育館で多少投球練習をしている位で、打席にバッターが立った状態で投げるのは、実に半年以上ぶり。牽制の練習は全く無いと言ってもいいくらいだ。
この試合が練習登板ということになるのだろう。
二死後に、死球に牽制悪送球と経験不足が見えてきた。
なんとか初回は無失点に抑えて、フェニックスの攻撃。
先頭打者のそらが、いきなりセンターオーバー!

ノゾが送り、フェニックスのダブル主砲、コータ・ミキヤが連続ヒットで出塁し、1死満塁!

しかし、後続が倒れて無得点...ここは確実な先制点が欲しかった...投手経験が少ないミキヤのためにも...。
2回、死球と悪送球が重なり、無安打で2点を失う...。
3回も、死球の後、エラーが重なり、無死満塁のピンチ...。
ここで、経験豊富なエース・タイシが登板!

ピンチに強いタイシは、きっちりと凡打を打たせるが、守備の悪い流れは止まらず、エラーが重なって、この回4失点...。
その後も守備の悪い流れは続いて失点が重なり、打線にも影響を与えたのか、内野ゴロの間の1点しか取れず、1−10で大敗してしまった...。

自分たちで防げたはずの失点が多い、完全なる自滅ゲーム...。


もう1試合の準決勝を待ち、3位決定戦で、またまた西部ホワイトファングさんとの対戦となった。
同じ相手に2連続で負けるわけにはいかないよね。
先発は、ダブルエースの一角・リョーヤと、ノゾのバッテリー!

そらは、今回も1番セカンドで出場。大体このポジションで確定したのかな。

リョーヤは、1死後に左中間へ2塁打を打たれるが、きっちりと凡打に...と思いきや、さっきの試合の流れを引きずっているのか、またもやエラーが重なって満塁となり、四球で押出しの先制点を与えてしまう。
しかし、やはり経験が豊富なリョーヤ。ここはなんとか1失点で抑えて、味方の反撃を待つ。
先頭打者のそらが四球で出塁し、タイシが送り、クリーンナップに繋げる。
ここで、ダブル主砲、コータ&ミキヤが連続タイムリーで逆転!

これでさっきの試合の悪い流れは断ち切ったか!
しかし、2回表に牽制狭殺の間に1点、3回にピッチャーゴロの間に1点と、悪送球やエラー、守備ミスは止まらずに、逆転されてしまった...。
打線も沈黙...四球などでランナーが出ても、3塁まで行けない....。
4回以降、なんとか守備は持ち直し、リョーヤも無失点で抑え続ける。
そして6回裏、ダブル主砲・コータ&ミキヤが連続安打で無死2・3塁!
終盤で1点差。スクイズすれば、ここは最低でも同点には出来る!
しかし...ノゾは四球を選んで無死満塁。
その後、3人とも強攻策...裏目に出て、無得点....。
結局、そのまま2−3で試合終了...。

これまた自滅ゲームだった...。
そらも、帰りの車に乗り込んだ時には、悔しさをにじませていた。
エラーは無かったが、安打は結局1試合目の第1打席の1本だけ、犠打1盗塁2で、トップバッターとしての役割を果たせず終わってしまっただけでなく、チャンスをモノに出来ずにチームが負けた事が一番悔しかったそうだ。
今後に繋がるようなものも無く、徒労感だけがたまった日だった...。