夢の終わり 〜日本選手権北海道大会〜

成田空港で迎える朝。
あまり寝ていない。
ベンチというのもあるが、そら達岩見沢リトルシニアの3年生にとって、この2年半の集大成である日本選手権の初戦。
私自身も緊張しているのかもしれない。
6:00発の飛行機に乗り、新千歳空港へ。
新千歳空港から豊幌に電車で移動して、家に到着。
朝は雨が降っていたようだが、雨が上がって曇りになっていた。
シャワーを浴び、着替えてから、決戦の地「岩見沢市営球場」へ向かう。


岩見沢市営球場。

この日のために、この2年半を頑張ってきた!

日本選手権北海道大会初戦!

相手は、春季大会の決勝トーナメント1回戦で対戦した、強豪・札幌真駒内さん!

行くぞ!岩見沢リトルシニア!



今まで監督・コーチに鍛えてもらった守備!














しかし、打線は散発4安打で、得点圏にランナーを送っても得点を奪えない。









逆に、数少ないチャンスをものにした真駒内さんに得点を奪われてしまう。
結局、無得点のまま、試合が終わってしまった...。


こんなに早く...こんなに早く終わってしまうとは...多分、選手も父母も、ただ茫然と...。


点差的には0−3だが、エラーも無く、大きなミスもなく...数回のチャンスに、あと1本が出なかった...。

肩を震わせる3年生達。

その悔しさ、その涙は、この2年半、一所懸命がんばってきた証しだ...。
今は...泣いていいんだ...。


そして、監督、コーチ達、会長がやさしい言葉を掛けてくれた。

厳しく、そして楽しく鍛えてくれた監督、コーチ。
支えてくれた会長、事務局、父母たち。
本当に岩見沢リトルシニアで野球をやっていて良かったね。


家に帰り、しばらく茫然としたままの状態...。
そんな時、お誘いがかかった。
炎の残念パーティ。
少し...少し元気になったかな。